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楽天 新ポスティング制度にNO。マー君に球界最高俸8億円を提示へ

楽天が、田中将大投手(25)に日本人最高額の年俸8億円を提示することが18日、分かった。
田中は新ポスティング制度が成立した17日に、今オフのメジャー移籍希望を表明したが、球団側はポスティングにかけない方針を固めている。

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そもそもポスティング制度とは何か?
フリーエージェント(FA)でない選手が、アメリカのメジャーリーグ(MLB)への移籍を希望した場合に、所属球団が行使するものとある。
つまり選手が希望しても球団側が行使しなければポスティングは行われないのだ。

旧ポスティング制度は、最高額を提示した球団のみが選手との交渉権を獲得し、譲渡金を所属球団側に支払うものだった。マグロの競りのようなものである。
しかしこの制度には、人気選手の入札額が高騰していた点や、入札時にはいくらでも高額の入札が可能だが、落札した金額は、当該選手との契約の締結に至った場合にのみ支払われるため、獲得意思の無い球団が他球団の選手獲得を妨害する目的で入札する事も出来た点などが問題として挙げられていた。
そこで新たな制度では、譲渡金に2000万ドル(約20億6000万円)の上限を設定。応札する複数球団との交渉が可能となり、契約する意思の低い球団の入札により契約が不成立となる可能性が低くなった。

しかし今回の田中の場合は、これまでの松坂大輔投手やダルビッシュ有投手の約5000万ドルを超える入札額が予想されていたため、2000万ドルはあまりに安すぎる。
楽天の三木谷オーナーが「日本のプロ野球は大リーグの育成システムやファームではない」と語っていたが、まさにその通りである。大事に育ててきた選手が安値で買い叩かれては、たまったものではないだろう。
しかし、田中を残留させた場合も球団が苦しい立場に立たされる事になるのは間違いない。
若い田中投手の夢・希望を踏みにじった。入札金額が気にいらないからだ。などなど批難の声が上がるのは必至だろう。

田中は17日のメジャー挑戦表明会見で「球団から『(ポスティングを)かけません。残ってくれ』と言われれば、全力を尽くして、またプレーするのがプロだと思いますし、そういう覚悟はあります」と語っていた。
残留で決着した後、改めて用意される契約更改の席上で、最高の条件を提示され、来季の契約を結び直すことになりそうだ。

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